「らせん学習」を上方から見たイメージです。

 

音楽学習の分野に限らず、能力は練習量や時間数に比例すると考えられがちですが、手や耳で機械的に覚える練習では、結果的に一曲だけを完成することに目的を置いた応用性の無い学習となります。それでは完成した曲を弾きこなせても次に学習する楽曲の分析や応用、更には即興演奏などに結び付いていきません。

らせん型学習法は、思考・感性・創造に重きを置いていますので学習した概念、自らの思考、経験な ど、あらゆることを体験として水面下に蓄積します。

「らせん学習」を側面から見たイメージです。

 

らせん学習は、下から上へ、らせん型に広がって行くように能力の開発を積み重ねて行く学習法です。

「らせん学習」では、一度学習した事をまた別の形で学習し、その繰り返しによって身に付けるべき概念を確実に自分のもの にしていくことが出来ます。

演奏に必要な能力を育てるためには、あらゆる角度からのアプローチが必要です。そこで多様な項目をレッスンでバランス良くレッスンいたします。

 

 

さまざまな様式の音楽を学習します。

 

長調や短調の様式の曲は、なじみ深いのですが、実は音楽にはさまざまな様式があります。レッスンで長調と短調に加えては少しずつ「全音音階・12音階・ペンタトニック・対位法・ブルースケール・複和音・複調・4度和声・モード」等さまざまな音楽を扱って行きます。

1、知的理解(あたま)

2、感情(こころ)

3、身体運動(ゆび)

これら三つの機能をバランス良く使えるようにして生涯にわたって音楽を楽しめる能力を開発します。

 

演奏能力を開発するために、3つの機能(目・耳・指)が、しっかりとした認識力に支えられて一 体となって働くことが必要です。ペース博士はこのような状態で演奏していくことに対して

”Think in motion”と言っており、バランスド・ダイエットは、このような総体的音楽性開発の ためのものです。